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欧州委、中国製電動自転車をダンピングの疑いで調査
2017年12月21日(木)19時29分
[ブリュッセル 21日 ロイター] - 欧州委員会は21日、中国製の電動自転車に対する反ダンピング調査を開始した。中国の輸出業者は、太陽光パネルから鉄鋼までさまざまな製品で欧州連合(EU)の調査を受けており、欧州との摩擦が拡大している。
欧州自転車製造者協会(EBMA)は11月に苦情を申し立てた。補助は、国有銀行による優先的融資、助成金、輸出信用、優遇税制や、過度に低価格での土地や原材料供給など、さまざまな形態で手当てされているという。
同協会によると、2016年にEU内で43万台の中国製電動自転車が販売され、前の年に比べ40%増加した。17年には80万台に増える見通しだという。
欧州では年間2000万台程度の自転車が販売されており、このうち約10%が電動。この比率は5年以内に25%まで上昇する可能性がある。
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