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カタルーニャ州議会選、独立賛成派が僅差で敗北へ=世論調査

2017年12月11日(月)17時37分

 12月10日、スペインのラ・バングアルディア紙に掲載された世論調査によると、21日の北東部カタルーニャ自治州議会選挙(定数135)で、独立賛成派の政党が僅差で過半数を割り込む見通しとなっている。写真はバルセロナで11月撮影(2017年 ロイター/Albert Gea)

[バルセロナ 10日 ロイター] - スペインのラ・バングアルディア紙に掲載された世論調査によると、21日の北東部カタルーニャ自治州議会選挙(定数135)で、独立賛成派の政党が僅差で過半数を割り込む見通しとなっている。

独立賛成派の3政党の予想獲得議席数は計66─67議席で、過半数に必要な68議席を下回る見通し。一方、労組系政党も、合計で絶対多数に届かない情勢。これにより、急進左派ポデモスのカタルーニャ州選挙連合CatComu-Podemが鍵を握るハングパーラメント(単独過半数政党なしの議会)が誕生する可能性が浮上している。

調査では最大勢力を巡り、市場寄りのシウダダノス(市民党)、独立支持派のカタルーニャ共和左派(ERC)とジュンツ・パル・カタルーニャ(カタルーニャのための連合)が接戦している。

調査は4─7日に実施。投票率は過去最高の82%に達するとみられている。

ロイター
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