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三菱重、前期業績予想を下方修正 火力減収やMRJ開発費増など
2017年04月26日(水)20時43分
4月26日、三菱重工業は、2017年3月期(前期)の連結業績予想を下方修正したと発表した。2016年5月撮影(2017年 ロイター/Issei Kato)
[東京 26日 ロイター] - 三菱重工業<7011.T>は26日、2017年3月期(前期)の連結業績予想を下方修正したと発表した。売上高は3兆9000億円(従来予想は4兆円)、純利益は900億円(同1000億円)に引き下げた。火力事業の売上高減少のほか、商船のコスト悪化、小型ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」の量産初号機の納入延期に伴う開発費増加などが響く。
営業利益は1500億円(同2400億円)に下方修正した。トムソン・ロイターのスターマイン調査によると、アナリスト16人の営業利益の予測平均値は2201億円で、修正値は下回っている。
純利益は従来予想から下振れるが、期末配当予想は前回公表の1株当たり6円を維持し、年間配当は1株当たり12円とする見込み。同社は前期決算を5月9日に発表する予定。
(白木真紀)
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