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アサヒ、1―6月期業績予想を上方修正 営業益は一転2桁増益へ

2016年07月26日(火)16時06分

 7月26日、アサヒグループホールディングスは、2016年1―6月期の業績予想を上方修正した。写真は都内で5月撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 26日 ロイター] - アサヒグループホールディングス<2502.T>は26日、2016年1―6月期の業績予想を上方修正した。主力ブランドが計画を上回って推移。連結営業利益は減益予想から一転、2桁増益予想となった。

連結売上高は8600億円から8637億円(前年比0.8%増)、営業利益は443億円から524億円(同10.8%増)、当期利益は198億円から285億円(同27.9%減)へとそれぞれ引き上げた。

新ジャンルの「クリアアサヒ」や缶コーヒー「ワンダ」、茶飲料「十六茶」など主力ブランドが好調に推移し、「計画を大きく上回った」(広報)という。増収効果に加え、原価低減やオセアニア事業の効率化などが利益面で寄与した。不動産や株式の売却もあり、当期利益は43%の上方修正となった。

通期見通しについては、8月3日の決算発表時に公表する。トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト10人の営業利益予測の平均値は1403億円となっている。

(清水律子)

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