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増税前提の骨太方針、修正へ 来月2日閣議決定で調整=政府筋

2016年05月31日(火)10時26分

 5月31日、政府は安倍晋三首相の増税延期の方針を踏まえ、2017年4月の消費税率10%への引き上げを明記した骨太方針を修正する。写真は都内で16日撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 31日 ロイター] - 政府は、安倍晋三首相の増税延期の方針を踏まえ、2017年4月の消費税率10%への引き上げを明記した骨太方針を修正する。18日に発表した骨太原案では増税を前提に「予算や税制などを通じた消費喚起策や可処分所得の増加策により環境を整備する」としていた記述を見直す。政府筋が明らかにした。

首相は、増税を2019年10月まで2年半先送りする考えを6月1日の今国会会期末後に正式に表明する。これを踏まえ、「ニッポン1億総活躍プラン」「新成長戦略」と併せ、修正した骨太方針を翌2日に閣議決定する。

ロイター
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