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欧州株反落、利益確定売り

2015年04月01日(水)03時18分

[パリ 31日 ロイター] - 31日の欧州株式市場は反落して取引を終えた。四半期末でこのところの株価上昇による利益を確定する売りが集中した。

FTSEユーロファースト300指数<.FTEU3>は11.22ポイント(0.70%)安の1585.09で取引を終えた。1-3月の四半期ベースでは、欧州中央銀行(ECB)の資産購入プログラムに後押しされる形で約16%の上昇となった。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は30.42(0.82%)安の3697.38だった。

トムソン・ロイター・データストリームによると、欧州株式相場は1-3月に18%上昇し、時価総額は約6650億ユーロ(7100億ドル)の値上がりとなった。

自動車株は今年に入って最も値上がりしており、投資家はこの日利益確定に動いた。ドイツ自動車大手のBMWは1.3%、フランスのルノーは1.5%下落した。この日の下落にもかかわらず、自動車株は1-3月の四半期ベースでは約32%の上昇となった。

ドイツのクセトラDAX指数<.GDAXI>は0.99%安となったものの、第1・四半期では約22%上昇し、四半期ベースで1988年にDAXを創設して以来の大幅な伸び率を記録した。

フランスのCAC40指数<.FCHI>は0.98%安だった。

ロイター
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