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欧州株反落、ギリシャ銀行株とエネルギー株に売り

2015年03月03日(火)04時44分

[ロンドン 2日 ロイター] - 週明け2日の欧州株式市場は反落して取引を終えた。ギリシャの債務問題への懸念から同国の銀行株が売られたほか、原油価格の下落でエネルギー関連株にも売りが集中した。

FTSEユーロファースト300指数<.FTEU3>は2.93ポイント(0.19%)安の1560.59で取引を終えた。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は7.91(0.22%)安の3591.09だった。

ギリシャは28日、欧州中央銀行(ECB)が保有し今年夏に償還期限を迎えるギリシャ国債について、償還資金がないことを認め、ECBと交渉する必要があるとした。

アルファ銀行、ギリシャ・ナショナル銀行(NBG)とピレウス銀行は10.0%から11.8%の下落。ギリシャの銀行株指数<.FTATBNK>は9.91%下げた。

北海ブレント原油はこの日3.9%下落し、STOXX欧州600石油・ガス株指数<.SXEP>は1.45%低下した。

英石油・ガス生産のタロー・オイルは、事業の遅れやFT100種から外される可能性が取りざたされていることが嫌気され、株価が7.7%下落した。

ロイター
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