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ファナック、2期連続の減収減益予想
2019年04月24日(水)17時24分
[東京 24日 ロイター] - ファナック<6954.T>は24日、2020年3月期の連結営業利益が前期比53.6%減の757億円になる見通しと発表した。売上高は同15.5%減の5369億円、純利益は同59.6%減の623億円と2期連続の減収減益を見込む。
今後も、IT関係の需要が見込めない状況が続くほか、貿易摩擦の影響や為替動向など不透明要因があり、予断を許さない状況が続くとみている。
想定為替レートは1ドル=100円、1ユーロ=115円。
2019年3月期は売上高が前年比12.5%減の6355億円、営業利益が同28.9%減の1632億円、純利益が同15.3%減の1541億円となった。
期初は需要が堅調だったものの、米中摩擦の影響に加え中国のIT関係の一時的な需要がなくなり、厳しい状況となった。
ファナックは同時に300万株・500億円上限の自社株取得を決議した。取得期間は25日から7月31日。
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