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トランプ氏「悪ふざけ」、米国に良くない=共和党対抗馬の元州知事

2019年02月18日(月)16時40分

[ワシントン 17日 ロイター] - 2020年米大統領選への出馬を表明した共和党のビル・ウェルド元マサチューセッツ州知事(73)は17日、トランプ現大統領の「悪ふざけ」があと6年間続くことは米国にとって良くないとの考えを示した。

ウェルド氏は15日に出馬を表明。共和党内から現職のトランプ大統領に対抗する意向を示したのは同氏が初めて。[nL3N20A4LJ]

ウェルド氏は、トランプ大統領がメキシコ国境の壁建設費を確保するために15日に国家非常事態を宣言したことは、国を分裂させようとする大統領の姿勢を示していると指摘。

ABCの番組「ディス・ウィーク」のインタビューでトランプ氏について、「どう行動すべきか分かっていない。相手に屈辱を与えなければ自分は半人前だと考えている」と批判し、「国家非常事態の宣言はその一例だ」と述べた。

その上で、トランプ大統領が再選を果たさず、「悪ふざけ」があと6年続かないことを確実にすることが自身の考えで、それが続くことは「米国にとって悪いことだ」と語った。

ウェルド氏は、16年大統領選ではリバタリアン党の副大統領候補に選出され、今年共和党に復帰した。

ロイター
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