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時差ぼけ解消、睡眠障害治療への応用にも期待...「体内時計を進める新化合物」が発見される
(写真はイメージです) STILLFX-Shutterstock
<東向きフライトによるひどい時差ぼけ、交代制勤務に伴う睡眠障害などの治療に役立つかもしれない研究成果を、日本の複数の大学からなる研究チームが発表した>
コロナ禍をきっかけに日本でも在宅勤務やオンラインミーティングが普及しましたが、特に大事な商談やプロジェクトの開始時に「まずはお互いの人となりを知るために、実際に顔を突き合わせて交流すべきだ」と考える企業はまだ多いようです。
とくに海外に行かなくてはならない場合、科学技術が進んでもなかなか解消されない問題として「時差ぼけ」があります。「アメリカ出張のほうがヨーロッパ出張よりも時差ぼけがきつい」など、経験から実感している人も多いかもしれません。
時差ぼけは、国際的に活躍するビジネスパーソンを悩ませるだけではありません。まもなく日本との時差が8時間あるイタリアで行われる「ミラノ・コルティナ冬季五輪」が開会しますが、海外試合に参加するアスリートにとって、時差ぼけは最善のパフォーマンスが出せなくなるおそれがあるので、早めに現地入りをする選手やチームも少なくありません。
さらに身近な例では、日勤と夜勤が組み合わさった形態(交代制勤務)で働く看護師や警備員の人たちは、睡眠や覚醒のリズムを司る体内時計が即時には対応できず、「夜勤明けの休日は1日中眠くて何もできなかった」といった悩みを訴える人もいます。
近年は様々な「時差ぼけ(概日リズム障害)解消薬」が登場していますが、治療に新たな希望を与える研究が日本から発表されました。
金沢大学の程肇名誉教授、大阪大学大学院歯学研究科・ゲノム編集技術開発ユニットの高畑佳史准教授らによる研究グループは、哺乳類の概日時計遺伝子Period1(Per1)を特異的に誘導する化合物Mic-628 を新たに発見しました。研究成果は米国科学アカデミー紀要(PNAS)のオンライン版に1月23日付で掲載されました。
概日時計遺伝子はどのような役割を持つのでしょうか。本研究によって、時差ぼけや交代制勤務の弊害にどのような効果が期待されるのでしょうか。概観してみましょう。
アメリカ行きで時差ぼけがきつくなる理由
海外渡航や交代制勤務によって、生物が持つ体内時計(正確には「概日リズム」)と周囲の環境の時刻が著しくずれると、時差ぼけや睡眠障害が起きることがあります。
さらに、体内時計は、早める(前進させる)ほうが遅らせる(後退させる)よりも難しいことが知られています。これは一般にヒトの体内時計は24.5~25時間であり、「放っておくと夜ふかしになっていく」せいだと考えられています。
つまり、身体が周囲と時差を調整しようとする時、体内時計のリズムを「遅らせる」方向は比較的やりやすいのですが、「早める」方向は苦手なのです。ということは、日本からアメリカへ向かうと日付変更線を越えるため1日が短くなり、体内時計は「早める」調整を強いられるため、時差ぼけがきつくなります。
時差ぼけ解消、睡眠障害治療への応用にも期待...「体内時計を進める新化合物」が発見される 2026.02.06
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