レアアースを武器にした中国...実は米国への依存度が拡大していた
CHINA’S RARE-EARTH OWN GOAL
韓国での米中首脳会談で貿易戦争は小休止した格好だが ANDREW HARNIK/GETTY IMAGES
<米中貿易戦争がひとまず休戦局面に入った。追加関税の一部撤回と、中国によるレアアース輸出規制の停止で合意したが、勝者は中国だとする見方は早計だ>
▼目次
中国は「希土類化合物」の輸入大国
長引く米中貿易戦争が休戦を迎えた。中国の習近平(シー・チンピン)国家主席とトランプ米大統領は10月30日、韓国で会談。アメリカが一部の追加関税を削減し、中国はレアアース(希土類)輸出規制強化を停止することで合意した。
今回の勝者は中国だとみる向きは多い。レアアース供給不足への不安をかき立て、関税問題でアメリカを譲歩させた、と。だがより詳しく見てみると、中国の「レアアース大国」像にはひびが入る。
レアアース市場は一見したところ、中国がほぼ独占し、アメリカはレアアース輸入の70%強を中国に頼っている。しかし、これは未加工に近い希土類元素の輸入における割合で、アメリカの希土類元素の年間輸入総額はわずか2500万ドルほどだ。
希土類元素へのアクセスを失っても、米経済への打撃は限定的だろう。希土類元素の重要な用途の1つはより強力な永久磁石の製造だが、代替材料は存在する。代替材料に完全転換した場合、コストが10倍になるとしても、理論上の額は計2億5000万ドル。GDPが30兆ドル前後のアメリカにとっては、誤差の範囲内にすぎない。
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