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【追悼】ナワリヌイ、株式投資をきっかけにプーチンの政敵となった愛国者...極右デモ参加の過去も

2024年2月19日(月)11時58分
エイミー・マッキノン(フォーリン・ポリシー誌記者)

政治団体「国家ロシア自由運動」を一時的に立ち上げた時期には、YouTubeに公開した動画でイスラム過激派をゴキブリにたとえ、移民労働者の強制送還を呼びかけ、ロシアにおけるロシア系住民の権利を守ると宣言した。

はっきり言えるのは、ナワリヌイは驚くほど勇敢だったということだ。

ロシアのジャーナリストや反体制派にとって、死は抽象的な概念ではない。

冷戦後だけで数十~数百人が暗殺されている。本人も20年、致死性の神経剤ノビチョクで毒殺されかけた。

アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞した『ナワリヌイ』のダニエル・ロアー監督は映画の最後で、もしあなたが殺されるとしたらロシア国民にどんなメッセージを残すかと尋ねた。

ナワリヌイは不敵な笑みを浮かべて言った。

「悪の勝利に必要なのは、善人が何もしないこと。だから活動を止めてはならない」

From Foreign Policy Magazine

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