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インドで新たな変異株を確認 コロナ死者は今年最多の275人

2021年3月25日(木)09時02分

インドで新型コロナウイルス感染症による死者が、新たに275人報告された。写真はインドのムンバイで16日撮影(2021年 ロイター/Niharika Kulkarni)

インド保健省は24日、国内で新型コロナウイルスの新たな「二重変異株」を検出したと発表した。マハラシュトラ州から持ち込まれたサンプルをゲノム解読・解析したところ、「懸念すべき変異株(VOC)」リストと合わない変異株が見つかったという。

同州はインド国内で新型コロナウイルス感染が最も広がっている州の1つだが、同省によると、新たな変異株が州内などの感染悪化につながっているかは不明だという。

インドでは既に、英国で初めて検出された変異株のほか、南アフリカやブラジルで見つかった変異型の症例が複数報告されている。

インドで新型コロナウイルス感染症による死者が24日、新たに275人報告された。今年に入り過去最多となる。累計の死者数は16万0441人。

インド保健省のデータによると、過去24時間の新規感染者は4万7262人で、昨年11月上旬以来の高水準。累計の感染者数は1170万人。

同国では感染第2波により、マハラシュトラなど人口の多い州で病床が逼迫している。

同国の新型コロナ感染者数は米国、ブラジルに次いで3番目に多い。

インドでは週末にヒンズー教のホーリー祭を控えており、複数の州が大規模な集まりを禁じる措置を取っているほか、保健省も各州に制限措置を取るよう勧告している。

*変異株への言及など追加しカテゴリーを追加しました。



[ロイター]


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