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トランプ、移民やイスラム圏からの入国制限で新大統領令を来週署名

2017年2月17日(金)11時07分

2月16日、トランプ米大統領がイスラム圏7カ国からの入国を制限する大統領令を「近く」差し替える方針を示したことが明らかになった。写真は会見するトランプ氏。(2017年 ロイター/Carlos Barria)

トランプ米大統領は16日、難民やイスラム圏7カ国からの入国を制限する新たな大統領令に来週署名すると発表した。

トランプ大統領は1月27日に入国制限に関する大統領令に署名したが、サンフランシスコの第9巡回控訴裁判所は、同大統領令の一時差し止めを命じた連邦地裁の決定について取り消しを求めた司法省の申し立てを退けている。

トランプ氏は記者会見で、連邦裁判所の決定を改めて批判。「ひどい裁判所が悪い決定を下した」と指摘。入国制限は「非常に円滑に」開始されたが裁判所の判断に阻まれたとの見解を表明した。

新たな大統領令は裁判所が提起した問題に対応したものになるとした。

司法省が16日に裁判所に提出した文書によると、大統領令は「大幅に修正」される見通しだが、詳細は明らかでない。

[サンフランシスコ 16日 ロイター]


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