最新記事

2016米大統領選

暴言トランプには実力行使あるのみ! SNSから広がるアンチトランプ行動

トランプ陣営の集会に押し掛け、演説を抗議発言で邪魔する反対派の傍若無人ぶり

2016年3月15日(火)19時45分

目には目を  3月13日、米大統領選共和党候補のトランプ氏に反対する人たちは、さまざまな経歴を持ち、フェイスブックや無数の擁護団体を通して団結している。写真は「憎悪の居場所は米国にはない」などと書かれたメッセージを掲げる同氏に反対する人たち。オハイオ州で12日撮影(2016年 ロイターRebecca Cook)

 米大統領選の共和党候補指名争いでトップを走る不動産王ドナルド・トランプ氏(69)は、自身に反対する人たちについて、悪党、プロの集団、もしくは民主党候補のバーニー・サンダース氏の支持者と呼ぶ。

 だが、トランプ氏への抗議活動に力を入れている人たちは、全国的な団体にも属さず、さまざまな経歴を持つ人たちだ。彼らはフェイスブックや無数の擁護団体を通して団結している。

 イリノイ州シカゴで11日開催予定だったトランプ氏の大規模な集会では、同氏に抗議する人たちが押し寄せた。その結果、安全上の懸念から、集会は中止を余儀なくされた。彼らは、この勢いを維持すべく、方法を模索している。

 トランプ氏は、熱烈な支持者だけを引きつけているわけではない。

 移民を阻止するためにメキシコとの国境沿いに壁を築いたり、イスラム教徒の米国への入国を一時禁止したりすることなどを求めるトランプ氏の主張は、共和党内部も含め、激しい批判を引き起こしている。

 ミズーリ州カンザスシティーで12日開催されたトランプ氏の集会で、「プログレッシブ・ユース・オーガニゼーション」を代表して抗議活動を主導した1人、ケビン・ベイリー(25)さんは、2つの目的があると話す。1つはできる限り集会の邪魔をすること。もう1つは、トランプ氏の敵対的な発言に対する怒りを表明することだという。トランプ氏は檀上で、抗議者に言い返すのにかなりの時間を費やすこととなった。

 ベイリーさんが所属する団体は、姉妹団体が11日に同州セントルイスで行った同様の抗議活動や他のデモから、何か学べないか注視していたという。「特に、集会を妨害するうえで何が有効かを知りたい」と、ベイリーさんは話す。

ニュース速報

ビジネス

米成長がドル高につながる可能性、日本経済は持続成長

ワールド

トランプ新政権の保護主義的政策、経済に悪影響=IM

ワールド

自衛隊機の緊急発進、過去最多の883回 中国機が大

ワールド

自衛隊、中台有事を想定した演習実施へ

MAGAZINE

特集:トランプ・ワールドの希望なき幕開け

2017-1・24号(1/17発売)

ドナルド・トランプがついに米大統領就任へ──。「異次元の政治家」にできること、できないこと

人気ランキング

  • 1

    アパホテル書籍で言及された「通州事件」の歴史事実

  • 2

    スコセッシ『沈黙』、残虐で重い映像が語る人間の精神の勝利

  • 3

    ソロス氏「トランプ大統領で市場は低迷へ、政策は失敗すると確信」

  • 4

    【式典スケジュール】トランプ新大統領、就任イベン…

  • 5

    トランプ支持者が抱える、ある深刻な分裂

  • 6

    オバマ、記者団に別れ「まだ世界の終わりではない」

  • 7

    北朝鮮外交官は月給8万円、「誰も声をかけてこない…

  • 8

    ロボット化する社員が企業の倫理的問題を招く

  • 9

    米メディアはなぜヒトラーを止められなかったか

  • 10

    中国が史上最速「エクサスケール・スパコン」に一番…

  • 1

    韓国ユン外交部長官「釜山の少女像は望ましくない」

  • 2

    「南シナ海の人工島封鎖なら、米国は戦争覚悟すべき」中国紙が警告

  • 3

    南シナ海の人工島封鎖で米中衝突が現実に?

  • 4

    ダライ・ラマ制裁に苦しむ、モンゴルが切るインドカ…

  • 5

    北朝鮮が国家ぐるみで保険金詐欺、毎年数十億円を稼ぐ

  • 6

    トランプ大統領就任式ボイコット続出、仕掛け人のジ…

  • 7

    オバマ、バイデン副大統領に最後のサプライズで勲章…

  • 8

    オバマ米大統領の退任演説は「異例」だった

  • 9

    日本はワースト4位、「経済民主主義指数」が示す格差…

  • 10

    北朝鮮外交官は月給8万円、「誰も声をかけてこない…

  • 1

    オバマ米大統領の退任演説は「異例」だった

  • 2

    キャリー・フィッシャー死去、でも「2017年にまた会える」

  • 3

    「知能が遺伝する」という事実に、私たちはどう向き合うべきか?

  • 4

    トランプ当選初会見でメディアを批判 ツイッターな…

  • 5

    北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは...

  • 6

    日本の制裁措置に韓国反発 企画財政省「スワップ協…

  • 7

    韓国ユン外交部長官「釜山の少女像は望ましくない」

  • 8

    安倍首相の真珠湾訪問を中国が非難――「南京が先だろ…

  • 9

    独身男性の「結婚相手は普通の子がいい」は大きな間…

  • 10

    トランプ、ついにトヨタを標的に 「メキシコで製造…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

日本の観光がこれで変わる?
リクルート
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版 臨時増刊

世界がわかる国際情勢入門

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2017年1月
  • 2016年12月
  • 2016年11月
  • 2016年10月
  • 2016年9月
  • 2016年8月