監督が明かす「続編の可能性」...映画『KPOP デーモン・ハンターズ』世界的ヒットの裏側には「大の韓国ファン」
'KPop Demon Hunters' Director Teases Sequel for Netflix's Biggest Animation

ロサンゼルスにある「ネットフリック・トゥドゥム・シアター」では特別上映が行われた Image Press Agency via Reuters Connect
<ネトフリのランキングとビルボード・チャートを席巻。話題のアニメ映画の監督が、韓国文化からの影響とKカルチャー愛を語る──(監督インタビュー)>
ネットフリックス(Netflix)の大ヒットアニメ映画『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ(KPop Demon Hunters)』が、6月の配信開始以来、世界を席巻している。
勢いは衰える気配を見せず、共同監督のひとりクリス・アップルハンス(Chris Appelhans)は本誌に対し「この新しいフランチャイズの今後を探ることにワクワクしている」と語った。
同作はネットフリックスのアニメ映画としては史上最大のヒットとなっており、全ジャンルを通じても2番目のヒット作となっている。最新の週間レポート(8月11日から17日の週)では1位、世界の映画トップ10ランキングにも9週連続でランクイン。
オリジナル・サウンドトラックも米ビルボードやSpotifyをはじめ、世界各地の音楽チャートを席巻している。
さらに、豪華なキャスト陣も注目を集めている。イ・ビョンホンや『社内お見合い(사내맞선)』など数々の韓国ドラマで知られるアン・ヒョソプ、『ハングオーバー!(The Hangover)』シリーズのケン・チョン、そしてアメリカの人気ドラマ『LOST』で知られるダニエル・デイ・キムとキム・ユンジンも出演している。
アップルハンスとマギー・カン(Maggie Kang)と共同で監督を務めた本作は、架空のK-POPガールズグループ「ハントリックス(HUNTR/X)」を描く。彼女たちには、ライブ会場を満員にするだけでなく、人間の魂を奪おうとする悪霊を追い払うという使命がある。