OPECプラス、7日の会合で追加増産を検討=関係筋

9月3日、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は7日に開催する会合でさらなる増産を検討する方針だ。関係筋2人が明らかにした。ロシアのタタールスタン共和国で2023年6月撮影(2025年 ロイター/Alexander Manzyuk)
Alex Lawler Olesya Astakhova
[ロンドン/モスクワ 3日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は7日に開催する会合でさらなる増産を検討する方針だ。関係筋2人が明らかにした。
実現すれば、OPECプラスは世界需要の1.6%に当たる日量約165万バレルの2次減産を予定より1年以上前倒しで解除し始めることになる。
OPECプラスの有志8カ国は、10月の生産量を決定するオンライン会合を7日に開催する。
また、一部のアナリストやOPECプラス関係筋によると、OPECプラスは10月の増産を一時停止する可能性もある。
同筋によると、最終的な決定は下されていない。
OPEC本部およびサウジアラビア当局はコメント要請に応じていない。