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ハマス、60日間の一時停戦案を承認 人質・囚人交換へ

2025年08月19日(火)03時45分

イスラム組織ハマスが仲介者らに対し、パレスチナ自治区ガザでの最新の停戦案を承認すると伝えた。イスラエル側の国境から撮影したガザ市。16日撮影(2025年 ロイター/Amir Cohen)

[カイロ 18日 ロイター] - イスラム組織ハマスが仲介者らに対し、パレスチナ自治区ガザでの最新の停戦案を承認すると伝えた。エジプト当局者が18日、ロイターに明らかにした。

ハマスの幹部バセム・ナイム氏は、同組織が提案を承認したことを確認。フェイスブック(FB)に「仲介者らが提示した新たな提案を承認した」と投稿した。

エジプト公式筋によると、ハマスは仲介役のエジプトとカタールが提示した提案に同意した。同案には60日間の停戦が含まれ、約2年間にわたり続くガザ戦争の終結に向けた包括的合意に至る道筋とみなされる可能性があるという。

同筋によると、停戦期間中にガザに拘束されているイスラエル人人質の半数の解放と引き換えに、パレスチナ人囚人の交換が行われる予定。

イスラエルからの公式な反応はない。ネタニヤフ首相は首相官邸が公開した動画で「皆さんと同じようにメディアの報道を耳にする中で、1つの印象を受ける」とし、「ハマスは甚大な圧力にさらされている」と述べた。

ロイター
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