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ベラルーシ軍基地でも爆発、事故と説明 ウクライナは関与に触れず
8月11日、ベラルーシ当局は、ウクライナ国境から約30キロ離れた軍事基地で夜間に爆発があったと明らかにし、「技術的な事故」だと説明した。写真はウクライナのポドリャク大統領府長官顧問。イスタンブールで3月撮影(2022年 ロイター/Kemal Aslan)
[11日 ロイター] - ベラルーシ当局は11日、ウクライナ国境から約30キロ離れた軍事基地で夜間に爆発があったと明らかにし、「技術的な事故」だと説明した。
通信アプリのテレグラムに投稿された情報によると、同国南東部のジャブロフカ軍事空港周辺で11日未明から少なくとも8回の爆発音が聞こえたという。ロイターは独自に確認できていない。
ベラルーシ国防省はこの爆発について「車両エンジンの交換後に火災が発生した。死傷者は出ていない」と述べた。
9日は、ロシアが2014年に編入したウクライナ南部クリミア半島ノボフェドロフカ付近の軍用飛行場でも爆発があった。ロシアは保管していた弾薬が爆発したと説明し、攻撃の結果ではないとした。
ウクライナはこの爆発について関与を認めていないが、否定もしていない。
ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は、ベラルーシでの爆発後にツイッターで「クリミアとベラルーシの軍用飛行場における『技術的事故の流行』をロシア軍は警告と捉えるべきだ。ウクライナのことは忘れ、軍服を脱いで去れ」と記した。