ニュース速報
ワールド
英財務相や中銀総裁、EU離脱派の一部から支持する声も
2016年06月27日(月)19時13分
6月27日、英国のオズボーン財務相(左)やイングランド銀行のカーニー総裁は共にEU残留を訴えていたが、国民投票が終わった今、離脱派の一部から支持する声が出ている。ロンドンで昨年11月撮影(2016年 ロイター/Suzanne Plunkett)
[ロンドン 27日 ロイター] - 英国のオズボーン財務相やイングランド銀行(中央銀行)のカーニー総裁は共に欧州連合(EU)残留を訴えていたが、国民投票が終わった今、離脱派の一部から支持する声が出ている。
離脱派を率いた一人であるジョンソン前ロンドン市長は、「カーニー総裁は優れた仕事をしていると良識ある人の多くが考えている。国民投票は終わり、総裁は政治的に非難されることなく職務に取り組むことが可能になった」と述べた。
同じく離脱派のゴーブ法相は、投票結果を受けた混乱に英国は対応可能だと述べたオズボーン財務相を賞賛、「財務相発言は驚くほど心強い」と語った。
ただ、独立党のファラージ党首はカナダ紙とのインタビューで、「カーニー総裁は国民投票の運動期間中、自立した立場で行動しなかったと思う。総裁が職務を続けることに疑問の声が議会の一部にある」と述べ、カーニー総裁の続投に疑問を示した。
今、あなたにオススメ
新着