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ドイツ外相、G8首脳会議へのロシア復帰を否定
2015年04月13日(月)07時51分
[ベルリン 12日 ロイター] - ドイツのシュタインマイヤー外相は12日、今年開催される主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)にロシアのプーチン大統領を招くべきだとする左派党の呼び掛けに対し、招待することはないとの考えを示した。
左派党のギジ議員団長は、国際的な危機の解決にはロシアの関与が必要であり、G7はロシアを含めたG8に再び拡大すべきだとの考えを示した。
これを受け、シュタインマイヤー外相はウェルト紙に対し、長期にわたってロシアを孤立させることは利益にならないとしながらも、「違法なクリミア併合に対し、何もなかったように振る舞うことはできない」と発言。G8の枠組みに戻るには「ウクライナ統一の尊重と、ロシアがミンスク合意(ウクライナ東部の停戦合意)の義務を履行することが必要だ」と述べた。
G7サミットは6月に独バイエルン州で開催される。
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