ニュース速報
ビジネス

米シティ、第3四半期は予想上回る増益 主要全部門が好調

2025年10月15日(水)03時45分

米金融大手シティグループが14日発表した第3・四半期決算は、純利益が前年同期比16%増加した。2024年1月撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)

[14日 ロイター] - 米金融大手シティグループが14日発表した第3・四半期決算は、純利益が前年同期比16%増加した。メキシコ部門の株式売却に絡み7億ドル超の減損損失を計上したものの、主要部門全ての収入が過去最高に達し、全体の業績を押し上げた。

特別項目を除く1株利益は2.24ドルで、市場予想の1.90ドルを上回った。

シティの株価は約2%上昇した。

バンキング部門の収入は34%増と、好調が際立った。

株式と債券の好調を追い風に、市場部門は15%増の56億ドル。

シティのジェーン・フレイザー最高経営責任者(CEO)は声明で、ここ数年の再編に向けた取り組みが奏功し、「シティは競争力において著しく異なる位置にある」と述べた。

第3・四半期の有形自己資本利益率(ROTCE)は8%。特別項目を除くベースでは9.7%と、フレイザーCEOが2026年の目標とする10─11%に近づいた。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国は内需に成長シフトを、不動産危機も解決必要 I

ビジネス

ウォルマート、オープンAIと提携 チャットGPTで

ワールド

ハマス、4人の遺体を引き渡し  イスラエルは人道支

ワールド

アルゼンチン支援、ミレイ政権与党の中間選挙勝利が前
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本人と参政党
特集:日本人と参政党
2025年10月21日号(10/15発売)

怒れる日本が生んだ「日本人ファースト」と参政党現象。その源泉にルポと神谷代表インタビューで迫る

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    フィリピンで相次ぐ大地震...日本ではあまり報道されない、被害の状況と実態
  • 2
    まるで『トップガン』...わずか10mの至近戦、東シナ海で「中国J-16」 vs 「ステルス機」
  • 3
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以外の「2つの隠れた要因」が代謝を狂わせていた
  • 4
    【クイズ】アメリカで最も「死亡者」が多く、「給与…
  • 5
    「中国に待ち伏せされた!」レアアース規制にトラン…
  • 6
    イーロン・マスク、新構想「Macrohard」でマイクロソ…
  • 7
    「心の知能指数(EQ)」とは何か...「EQが高い人」に…
  • 8
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 9
    【クイズ】日本人が唯一「受賞していない」ノーベル…
  • 10
    「欧州最大の企業」がデンマークで生まれたワケ...奇…
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな飼い主との「イケイケなダンス」姿に涙と感動の声
  • 3
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以外の「2つの隠れた要因」が代謝を狂わせていた
  • 4
    【クイズ】日本人が唯一「受賞していない」ノーベル…
  • 5
    中国人が便利な「調理済み食品」を嫌うトホホな理由…
  • 6
    ベゾス妻 vs C・ロナウド婚約者、バチバチ「指輪対決…
  • 7
    時代に逆行するトランプのエネルギー政策が、アメリ…
  • 8
    ウクライナの英雄、ロシアの難敵──アゾフ旅団はなぜ…
  • 9
    「中国のビットコイン女王」が英国で有罪...押収され…
  • 10
    あなたは何型に当てはまる?「5つの睡眠タイプ」で記…
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 3
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 4
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 5
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 6
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 7
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 8
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    数千円で買った中古PCが「宝箱」だった...起動して分…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中