サムスン電子、第3四半期は32%営業増益へ AI需要で3年超ぶり水準

韓国サムスン電子は10月14日、第3・四半期の営業利益が前年同期比32%増加するとの見通しを示した。4月15日、ソウルで撮影(2025年 ロイター/Kim Hong-Ji)
[ソウル 14日 ロイター] - 韓国サムスン電子は14日、第3・四半期の営業利益が前年同期比32%増加するとの見通しを示した。従来型メモリーチップの需要が高帯域メモリー(HBM)の売り上げ低迷を相殺した。
営業利益は12兆1000億ウォンの見通しで、3年超ぶりの高水準。LSEGがまとめたアナリスト予想の10兆1000億ウォンを大きく上回った。
第3・四半期はメモリー市場の緩やかな回復を反映した。サーバーや人工知能(AI)関連半導体への旺盛な需要で従来型メモリーのDRAMとNANDの価格と出荷が上昇した。
NHインベストメント&セキュリティーズのシニアアナリスト、リュウ・ヨンホ氏は「第3・四半期利益の予想上振れは半導体事業によるものだった」と指摘した。
アナリストらによると、主要顧客である米半導体大手エヌビディアなどへのHBM供給については予想ほど進まなかったが、供給不足による汎用メモリーの値上がりが影響を和らげたという。
リュウ氏は「半導体の売上高は価格上昇と出荷量の増加を受けて全体的に好調で、メモリー製品の中でHBMのシェアが高まったた。ファウンドリー部門も稼働率の上昇により固定費の圧力が緩和され、損失が縮小した」と述べた。
サムスンによると、売上高は前年比8.7%増の86兆ウォンとなる見込み。
同社は今月30日に各事業の利益内訳を含む詳細な業績を発表する。
アナリストらはサムスンが近年、先進半導体への投資に注力してきたことで従来型メモリーの生産が制限され、供給不足の長期化や価格上昇につながる可能性があると指摘した。
トレンドフォースのデータによると、サーバー、スマートフォン、パソコンで広く使用されている一部DRAMの価格は第3・四半期に前年比171.8%上昇した。
テスラやオープンAIなど大手テクノロジー企業との最近の半導体供給契約により、サムスンに対する投資家の懸念は和らいだが、アナリストらは米国の関税や米中貿易摩擦の激化、中国によるレアアース(希土類)輸出規制の強化など不確実性は依然として残っていると警告した。
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