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印タタ・モーターズ、総選挙が上期販売に影響 下期は改善予想 

2024年05月13日(月)12時12分

 5月10日、インド自動車大手タタ・モーターズは、2025年度(24年4月─25年3月)の上期自動車販売が低調になるとの見方を示した。写真は同社のロゴ。タイのバンコクで2016年3月撮影(2024 ロイター/Chaiwat Subprasom)

Nandan Mandayam Meenakshi Maidas

[ベンガルール 10日 ロイター] - インド自動車大手タタ・モーターズは、2025年度(24年4月─25年3月)の上期自動車販売が低調になるとの見方を示した。総選挙が販売を圧迫するという。

同社のPBバラジ最高財務責任者(CFO)はロイターに対して、「選挙が終わるのを待って需要を見極める」と述べた。

インドの総選挙は4月中旬から始まっており、6月上旬に終わる予定。

自動車のディーラー団体は選挙を巡る不確実性が5月の自動車各社の販売に影響を与える可能性があるとの見方を示している。25年度の自動車販売台数の伸びは、昨年度の8.4%から5%に鈍化すると予想されている。

タタ・モーターズの幹部は、下期は状況が改善し、販売の伸びはまずまずになるとの見方を示した。

高級車の販売は25年度も全般的に底堅く推移する可能性が高いという。

ロイター
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