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正午のドルは113円後半、下げの勢い強まらず

11月2日、正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べドル安/円高の113.89/91円だった。写真はワシントンで2015年3月撮影(2017年 ロイター/Gary Cameron)
[東京 2日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べドル安/円高の113.89/91円だった。午前9時過ぎにきょうの高値をつけた後、株価の伸び悩みや米長期金利の低下などを眺めてじりじり下落した。
日本はあすから3連休となる。「米国の税制改革や雇用統計が発表される前に、利益確定やポジションを調整しようという向きが多かった」(国内金融機関)という。日経平均株価の続伸スタートを眺めて114.21円に上昇したが、その後、113.73円まで下押しした。
もっとも、前日に米国で発表されたADP全米雇用報告が良い内容で、ISM製造業景気指数も悪くはなかった。米連邦公開市場委員会(FOMC)声明に関しても12月利上げは既定路線と受け止められ、ドルは113円後半で下げ渋った。
テクニカル的には113.70円付近にある日足一目均衡表の転換線が下値のサポートになっているもよう。