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米ディズニー、4-6月業績は予想上回る ストリーミング企業に出資へ

8月9日、米娯楽大手ウォルト・ディズニーの第3・四半期(7月2日まで)決算は、利益と売上高がそろって市場予想を上回った。写真はディズニーストアのロゴ。パリで3月撮影(2016年 ロイター/Jacky Naegelen)
[9日 ロイター] - 米娯楽大手ウォルト・ディズニー
さらに、動画ストリーミング企業BAMテックの株式33%を10億ドルで取得すると発表した。数年後には過半数株を取得するオプションもある。同社は米大リーグ(MLB)のコンテンツ事業が分離されて設立された。
オンライン視聴者を引き付けるのが狙いで、年内にESPN契約制ストリーミングサービスを始める。ただ、ESPNのTVネットワーク上のコンテンツはサービスに含まれないという。
ディズニー帰属の純利益は26億ドル(1株当たり1.59ドル)と、前年同期の24億8000万ドル(同1.45ドル)から増加した。
特別項目を除く1株利益は1.62ドル。
売上高は前年同期比9%増の142億8000万ドル。
市場予想は1株利益が1.61ドル、売上高が141億5000万ドル。
映画部門の売上高は39.6%増の28億5000万ドル。新作映画「ジャングル・ブック」などが好調だった。
ケーブル・ネットワーク部門の売上高は1.4%増の42億ドル。主力のスポーツ専門チャンネルESPNは広告収入が増加したものの、契約者数は減少した。
テーマパーク部門の売上高は6%増の43億8000万ドル。
ディズニーの株価は9日の時間外取引で約2%下落した。
*内容を追加します。