イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた「復讐の技術」とは
昨今、インバウンド問題がしきりに議論され、オーバーツーリズムによる混雑、交通渋滞、ごみ問題、生活環境の悪化、文化財の毀損、地域住民の生活への影響などが報道され、ネガティブなイメージばかりが増幅されている。だがインバウンド客は、日本人自身が見過ごしがちな長所や短所を実はとても的確に観察している。
具体的には戦後復興の道のりや歴史文化の保全の素晴らしさ、技術力の高さとそれを生かさないマニュアル的な仕組み、勤勉なあまり疲弊し余裕がなく他者に冷淡であることなどだ。邪魔者扱いするばかりでなく、インバウンド客の考察に耳を傾けることがあってもいいのではないか。日本人に見えていない日本が見えてくるはずだ。
石野シャハラン
SHAHRAN ISHINO
1980年イラン・テヘラン生まれ。2002年に留学のため来日。2015年日本国籍取得。異文化コミュニケーションアドバイザー。YouTube:「イラン出身シャハランの『言いたい放題』」
X(Twitter):@IshinoShahran
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