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女子高校生コンクリ詰め殺人事件...加害者の「その後」を追ったジャーナリストが知った衝撃事実

2026年2月27日(金)16時15分
印南敦史 (作家、書評家)

知人男性への暴行、監禁容疑で再逮捕


加害者は本当に反省や更生をしているのか、今何をして、これからどうやって生きていこうとしているのか、それを自分の目で確かめたくなったからだ。ニュース番組は「速報性」が求められる。だが、次々と起きる事件に追われ、犯行の動機や背景などもわからないままニュースが画面から消えていく日々に違和感を覚えていた。まして綾瀬事件の加害者たちは同じ世代だ。同じ時代に育ちながら、なぜこうも生き方が違うのか、彼らへの「わからなさ」がむくむくと立ち上がってきた。(19ページより)

かくして困難の多い取材がなされるわけだが、その中で明らかになったことのひとつが加害者少年たちのバックグラウンドである。父親の不在、母親の愛情への欠乏感、いじめや体罰など暴力を受けた経験と、A、B、C、Dの4人には共通する部分があったのだ。

どことなく納得もできるが、だからといってそれは理由にならない。そもそも、同じような家庭や環境で育っても、犯罪に走ることなくまじめに生活している人のほうが多いのだから。

多くの資料に目を通しても、著者を納得させる答えは見つからなかった。しかも2004年7月には準主犯格のBが知人男性への暴行、監禁容疑で再逮捕されたのだった。


 調べによると、男は5月19日午前2時ごろ、足立区花畑の路上で、同区内の知人男性(27)に因縁を付け、顔などを繰り返し殴って、金属バットなどで脅して車のトランクに押し込んだ。
 約40分間走り回った後、埼玉県三郷市のスナック店内に約4時間にわたり監禁。「おれの女を知っているんだろう」などと言い、顔や足を殴るなどの暴行を加え、10日間のけがを負わせた。(137ページより)

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