子どもより高齢者を優遇する政府...世代間格差は5倍、高齢者に手厚く子どもに冷淡な予算の闇
THE GREAT BOOMER BAILOUT
しかもこの制度がなければ、「アメリカの高齢者の40%が貧困層に転落する」と、リッチマンは言う。「若い世代も自分の親や祖父母が生活苦に悩むことは望まないはずだ」
また、スターリらの論説に対しては読者から、高齢者も子育てを手伝い、地域のボランティア活動を担い、自分たちも余裕がないのに成人した子供を経済的に助けたりしているとの意見も寄せられた。
国の将来を脅かす子供の貧困
一方で若い世代は、ベビーブーム世代の現役時代と今とでは経済状況が大きく異なると指摘する。消費者向け情報サービスのコンシューマーアフェアーズの分析によれば、アメリカ人の購買力は70年代よりも増加したが、生活費の上昇はそれをはるかに上回っている。住宅価格は1000%超、公立大学の授業料は177%、家賃は50%超上がった。
賃金の上昇が物価の上昇に追い付かない状況で、多くの若い成人は税金や保険料を搾り取られているのに公的支援が不十分だと感じ、不満を募らせている。





