中国抑止のカギになる、日本、韓国、フィリピンの「戦略的三角形」を提言(米軍司令官)
Map Shows US ‘Strategic Triangle’ to Contain China
ブランソンは、インド太平洋においては「地の利」こそが作戦可能性と同盟の有効性を左右するとし、イーストアップの地図では日本とフィリピンが中国の上になり、戦略的な利点が明らかになると述べている。
「戦略の見取り図は一変する」とブランソンは述べる。米軍はもはや中国から「遠く離れた戦力」ではなく、「危機や緊急事態で米国が侵入を要するとき、中国の防衛圏内にすでに展開している戦力」であることが見えてくるという。
米軍は韓国に約2万8500人の兵士を駐留させており、戦闘機や無人機も展開している。主な任務は、朝鮮戦争以来、韓国への侵略を抑止し、地域の安定を維持することにあった。
だが韓国はその地理的位置から、ロシアに対する脅威に対応するだけでなく、中国の黄海での動きも牽制できる「天然の戦略的ピボット(軸)」であるとブランソンは述べ、韓国の戦略的潜在力を強調した。
黄海は中国と韓国の間の海で、明確な境界が決まっていない係争地だ。
他方、日本は先端技術を持ち、太平洋の海上輸送路の重要な海峡に位置している。フィリピンは南側の戦略拠点となり、太平洋とインド洋をつなぐ海上輸送路の監視を担っている、とブランソンは説明した。





