最新記事
事件

「警察呼べよ!」...歩行者と犬に「あおり運転」した23歳女、車を降りて「驚愕の行動」に出て逮捕

2025年11月7日(金)19時40分
A. J. ヘンショー
あおり運転

写真はイメージです thansak253700-shutterstock

<自動車大国のアメリカでは、驚くような「あおり運転」事件が起こる。フロリダ州では...>

スティーブン・スピルバーグ監督の初期の代表作である『激突!(Duel)』(1971年)では、主人公の運転する車がハイウェイで大型トレーラーに執拗に追いかけ回され、恐怖を味わう。今で言う「あおり運転(road rage)」の一種と言えるだろう。

自動車大国のアメリカでは、もちろん今も、あおり運転がそこかしこで頻繁に起こっている。中には、他の国では考えられないほど危険な展開を迎えるものもある。『激突!』ほどではないにしても――。

フロリダ州南部の街リーハイ・エーカーズで10月26日、スポーツカーを運転していた女があおり運転をし、逮捕された。エズメラルダ・クルーズ、23歳。

エンジンをふかせ、爆音を響かせてあおった対象は、なんと、犬を散歩させていた近隣住民だ。クルーズは突如スピードを上げ、犬と男性をひきそうなほど「幅寄せ」をすると、その後は車を降りて、怒鳴りながら男性に詰め寄った。

【動画】歩行者と犬に「あおり運転」した23歳女、車を降りて取った「驚愕の行動」

クルーズが手に持っていたのは、銃だった。男性とその家族に銃を向けながらわめき散らし、「警察を呼べよ!」とも叫んでいる。その後、郡保安官による家宅捜索で銃が見つかり、クルーズは凶器による加重暴行罪3件で起訴された。

報道によれば、クルーズが以前から近隣で危険な走行をしていたことから、住民が事前に保安官に知らせていたという。

クルーズ自身のスポーツカーの後部にビデオカメラが設置されており、自身の犯行がすべて録画されていた。

SDGs
2100年には「寿司」がなくなる?...斎藤佑樹×佐座槙苗と学ぶ「サステナビリティ」 スポーツ界にも危機が迫る!?
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ステファニク下院議員、NY州知事選出馬を表明 トラ

ビジネス

米ミシガン大消費者信頼感、11月速報値は約3年半ぶ

ワールド

イラン大統領「平和望むが屈辱は受け入れず」、核・ミ

ワールド

米雇用統計、異例の2カ月連続公表見送り 10月分は
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 2
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2人の若者...最悪の勘違いと、残酷すぎた結末
  • 3
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統領にキスを迫る男性を捉えた「衝撃映像」に広がる波紋
  • 4
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    なぜユダヤ系住民の約半数まで、マムダニ氏を支持し…
  • 7
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 8
    長時間フライトでこれは地獄...前に座る女性の「あり…
  • 9
    【銘柄】元・東芝のキオクシアHD...生成AIで急上昇し…
  • 10
    「これは困るよ...」結婚式当日にフォトグラファーの…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 5
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 6
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 7
    だまされやすい詐欺メールTOP3を専門家が解説
  • 8
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 9
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 10
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 7
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中