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高齢社会

「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外な国だった!

2025年9月30日(火)11時48分
宮路秀作(代々木ゼミナール・地理講師)*DIAMOND Onlineからの転載

世界で最も高齢化率(65歳以上人口割合)の高い国はモナコです。


モナコは税制面での優遇を背景に、特に2010年以降の移民人口割合が上昇(2010年63.7% → 2024年70.2%)しており、富裕層のリタイア先として高齢者層の移住者が増えています。2015年と2023年の「高齢化率」の統計を比べてみましょう。

【2015年の統計】
1 位 モナコ 34.1
2 位 日本 26.9
3 位 イタリア 22.0
4 位 ギリシャ 21.1
5 位 ドイツ 21.1
6 位 ポルトガル 20.6
7 位 ブルガリア 20.2
8 位 フィンランド 20.2
9 位 クロアチア 19.2
10 位 セルビア 18.9

【2023年の統計】
1 位 モナコ 36.4
2 位 日本 29.6
3 位 イタリア 24.2
4 位 ポルトガル 24.1
5 位 フィンランド 23.6
6 位 ギリシャ 23.5
7 位 クロアチア 22.8
8 位 ドイツ 22.8
9 位 セルビア 22.3
10 位 ブルガリア 21.8

出典:世界銀行 単位:%

日本は、歯止めの利かない出生数の減少を背景に、高齢者割合の上昇が続いています。

またポルトガルは近年の経済不況や若年層の流出、フィンランドは福祉政策や生活様式に対する価値観の変化などで出生率の低下が著しく、それを背景に高齢化率が急上昇しています。一方、ドイツは移民流入数の増加や出生率の回復を背景に高齢化率の上昇幅が縮小しました。

(本原稿は『経済は地理から学べ!【全面改訂版】』を一部抜粋・編集したものです)

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宮路秀作『経済は地理から学べ!【全面改訂版】』(ダイヤモンド社)(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

※当記事は「DIAMOND online」からの転載記事です。元記事はこちら
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