中国人大富豪が買収した米水源地そばの土地、軍事施設も近く現地は厳戒モード
Chinese Companies Buying Up Land Across New Hampshire Under Scrutiny
ノースウェスト大通り80番地の対象物件は、ナシュア市の評価額1570万ドルの4倍の約6700万ドルで売れたと、スタッグ・インダストリアルが2月に発表したプレスリリースにはある。
近くには、ナシュア空港や複数の防衛関連施設、連邦航空局の管制センターがある。
ナシュア市のドンチェス市長は8月12日に行われた市庁舎での会合で、農夫山泉の買収に対する市民の関心の高さに触れ、次のように語った。
「この企業がナシュアに来たのは、州による経済開発イニシアチブの一環だった。繰り返すが、ニューハンプシャー州経済開発局が招いたのだ」とドンチェスは述べた。
「この企業はアメリカ国内で進出先を探しており、メリーランド州とナシュアの2つが候補に残った。最終的にナシュアが選ばれた」
「ナシュア市は州の経済開発を支援してきた。200人分の雇用を生み出す狙いもあった」
そしてドンチェスは、一帯の水源を管理するペニチャック水道会社を市が農夫山泉に売却するのではないか、という噂を強く否定した。
「州の承認なしに水道会社を売却することなど不可能だ」と、ドンチェスは言った。「仮にそのような提案があったとしても、この議場の誰も賛成票を投じることはないだろう」





