金正恩がロシアのショイグ安保会議書記と会談、「特別軍事作戦」協議...韓国は猛反発

6月18日、北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は、金正恩朝鮮労働党総書記(写真右)が17日にロシアのショイグ安全保障会議書記(左)と平壌で会談し、ウクライナと国境を接するロシア・クルスク州での「特別軍事作戦」について協議したと報じた。写真は17日、KCNA提供(2025年 ロイター)
北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は18日、金正恩朝鮮労働党総書記が17日にロシアのショイグ安全保障会議書記と平壌で会談し、ウクライナと国境を接するロシア・クルスク州での「特別軍事作戦」について協議したと報じた。
クルスク州の再建に向けた協力計画について議論したとし、会談に関するロシアメディアの報道を確認した。
KCNAによると、ウクライナ軍が昨年侵攻したロシアのクルスク州での作戦における北朝鮮兵士の「英雄的な功績」をたたえる計画も話し合われたという。
ロシアのタス通信は17日、ショイグ氏の発言として、「北朝鮮はロシア領土の地雷除去のため工兵1000人をロシアに派遣するほか、破壊されたインフラ施設の再建のため軍建設作業員5000人を派遣することを決定した」と伝えた。
韓国外務省は18日、北朝鮮によるロシアへの部隊派遣は国連制裁に対する明白な違反だとし、そのような両国間の協力を直ちに停止するよう求めた。


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