最新記事
海洋生物

10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事故...「緊迫の救護シーン」を警官が記録

Girl Has 'Miracle' Surgery After Shark Nearly Bites Off Hand

2025年6月18日(水)16時50分
クロエ・メイヤー

インスタグラムで約9.8万人のフォロワーを抱えるナディアは、その後も娘の状態について投稿。サメは娘の手首を噛み、手はかろうじて皮膚でつながっていたという。

ガルフ・コースト・ニュース(Gulf Coast News)によると、事故当時、ナディアはすぐ近くで幼い2人の子供を浮き輪で遊ばせていたという。事態を察知すると、彼女は叫び声を上げて助けを求め、他の子供たちを安全な場所へ避難させようとした。リアの父親が海に飛び込んで助けに向かったが、彼女は自力で浜にたどり着いた。

近くで作業していた建設作業員たちが駆け付け、1人が止血帯を作って止血し、他の1人が911に通報したとされている。父親は病院への搬送に同行し、外科医は6時間に及ぶ手術を行った。

ナディアは13日、自身のインスタグラムで娘の容態を報告。アカウントは現在非公開に切り替えられているが、11日に長時間の手術を受けた娘は「すべての指を動かせる」とし、「奇跡」だと表現した。彼女は支援と祈りに感謝の言葉を述べている。

また、ガルフ・コースト・ニュースへのメッセージで「脚の動脈を手に移植して血流を回復させ、骨にピンを入れた。まだ皮膚は開いているが、ここで1週間は経過を観察する予定。とにかく指が動くことに感謝している」と伝えた。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

通商問題が穏当推移なら「利上げ再開」と複数委員=日

ビジネス

S&P中国サービスPMI、7月は52.6 1年2カ

ワールド

豪、次期フリゲート艦に三菱重を選定 日本9年越しの

ワールド

TICADの政府代表に岸田前首相、「適任」と林官房
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
2025年8月12日/2025年8月19日号(8/ 5発売)

現代日本に息づく戦争と復興と繁栄の時代を、ニューズウィークはこう伝えた

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 2
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 3
    こんなにも違った...「本物のスター・ウォーズ」をディズニーが公開へ? 50周年でオリジナル版「復活」の可能性
  • 4
    メーガンとキャサリン、それぞれに向けていたエリザ…
  • 5
    【クイズ】1位はアメリカ...世界で2番目に「原子力事…
  • 6
    自分を追い抜いた選手の頭を「バトンで殴打」...起訴…
  • 7
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 8
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 9
    カムチャツカも東日本もスマトラ島沖も──史上最大級…
  • 10
    すでに日英は事実上の「同盟関係」にある...イギリス…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 3
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 4
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 5
    日本人の児童買春ツアーに外務省が異例の警告
  • 6
    いま玄関に「最悪の来訪者」が...ドアベルカメラから…
  • 7
    枕元に響く「不気味な咀嚼音...」飛び起きた女性が目…
  • 8
    【クイズ】1位は韓国...世界で2番目に「出生率が低い…
  • 9
    カムチャツカも東日本もスマトラ島沖も──史上最大級…
  • 10
    メーガンとキャサリン、それぞれに向けていたエリザ…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 3
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 4
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が…
  • 5
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医…
  • 6
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの…
  • 7
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜…
  • 8
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは…
  • 9
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップ…
  • 10
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中