トランプ大統領「G7共同声明草案」署名しない考え...中東情勢で立場鮮明に

6月16日、トランプ米大統領(写真)はイスラエルとイランに緊張緩和を呼びかける主要7カ国(G7)の共同声明草案に署名しないと、米当局者が明らかにした。写真は同日、アルバータ州カナナスキスで代表撮影(2025年 ロイター)
トランプ米大統領はイスラエルとイランに緊張緩和を呼びかける主要7カ国(G7)の共同声明草案に署名しないと、米当局者が16日明らかにした。
複数の関係筋によると、G7首脳はイスラエルとイランの緊張緩和を求める共同声明の草案を作成。ロイターが確認した草案には、エネルギー市場を含む市場の安定確保に取り組むと確約すると同時に、イランは核兵器を保有してはならず、イスラエルには自衛権があるとの記述がある。
カナダや欧州の外交官らによると、イスラエルとイランの紛争に関する議論は継続している。


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