プーチン大統領「ロシアは黙っていない」...ウクライナの大規模攻撃に「反撃」、トランプ大統領に電話で伝える
トランプ米大統領は4日、ロシアのプーチン大統領と電話会談を行い、ウクライナがこのほど実施したロシアに対するドローン(無人機)攻撃などについて協議したと明らかにした。2018年7月、フィンランド・ヘルシンキで撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)
ロシアのプーチン大統領は4日、トランプ米大統領と電話会談を行い、ウクライナによるロシア空軍基地への大規模なドローン(無人機)攻撃のほか、ロシア西部2州への攻撃に対しロシアは対応せざるを得ないと伝えた。
プーチン氏はこの日にモスクワで行ったロシア高官との会合で、ウクライナがロシアとの2回目の直接協議直前にロシアに対する攻撃を行ったと非難し、ウクライナは和平を望んでいないとの見解を表明。その直後にトランプ氏が、プーチン氏と電話会談を行い、ウクライナによるロシアに対する攻撃のほか、イランを巡る問題について協議したと自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。
トランプ氏によると、ウクライナによるロシアの駐機中の航空機への攻撃や、両国が行っているその他のさまざまな攻撃について話し合った。「プーチン大統領は、最近の飛行場への攻撃には対応しなければならないと非常に強く述べた」という。
トランプ氏は「良い会話だったが、即座に平和につながる会話ではなかった」とした。電話会談は1時間15分に及んだという。
両首脳はイランを巡る問題についても協議。プーチン大統領はイランとの新たな核合意締結に向けた協議に参加する意向を示唆したという。トランプ氏は「私はプーチン大統領に対し、イランは核兵器を保有できないと述べた。この点では合意したと信じている」と明らかにした。その上で、イランが協議に関する決定を「遅らせている」と非難した。
プーチン氏の発言が伝わる前、ロシア当局者はウクライナによる国内の奥深くへの攻撃に西側諸国が攻撃に関与していると非難した上で、対応として「軍事的選択肢が検討されている」と表明。インタファクス通信によると、リャプコフ外務次官(対米関係・軍備管理担当)は「英国と米国に対し、一段のエスカレーションを回避するよう求める」と述べた。
ウクライナが今月1日に実施した無人機によるロシア空軍基地に対する攻撃では、核弾頭も搭載できる戦略爆撃機などが破壊された。米ホワイトハウスは、この攻撃についてトランプ大統領に事前に通告はなかったとしている。
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