中東歴訪で史上最大の武器売却、トランプの大勝利セールスカタログ
Biggest Arms Deal in History a Win for Trump

ムハンマド皇太子(右から2番目)はトランプに、武器を買うだけでなく88兆円の対米投資を約束した(5月11日、リヤド) REUTERS/Brian Snyder
<2度目の大統領として最初の本格的な外遊は中東3カ国。華やかなレセプションに豪華旅客機の提供まで、トランプに取り入ろうとする湾岸の金満諸国の狙いは>
ドナルド・トランプ米大統領の中東歴訪に伴い、アメリカは、サウジによる米国への6000億ドル(約88兆2500億円)の投資確約を取り付けたほか、1420億ドル(約21兆円)の歴史的な武器売却協定に署名した。ホワイトハウスによれば、この武器売却は米政府にとって史上最大規模になるだという。これはトランプにとって大きなポイントであり、13日の米株式市場は大いに沸いた。
アメリカはここ最近、中東の同盟国に数十億ドル規模の武器売却を複数行っている。これは、イランとの緊張や、ロシア・中国との対立がエスカレートするなか、米政府が戦略上、引き続き中東の同盟国に重きを置いている証拠だ。
ホワイトハウスは声明でこう述べている。「米国が売却しようとしている武器は、大きく分けて5つの分野に属する。空軍の高度化と宇宙分野の能力、防空・ミサイル防衛、海上・沿岸警備、国境警備と陸軍の現代化、情報・通信システムのアップグレードだ」
米国防安全保障協力庁によれば、米国務省は5月上旬、高性能中距離空対空ミサイル「AIM-120C-8」を35億ドルでサウジアラビアに売却することを承認した。
3月にも、2000発の精密兵器を購入したいとするサウジアラビアの要請に応じて、1億ドルにのぼるレーザー誘導ロケット弾(APKWS)の売却を承認した。
ピート・ヘグセス米国防長官は、サウジの国防相ハーリド・ビン・サルマン・アール・サウード王子と2月に会談し、アメリカとサウジは、「フーシ派のようなグループによるテロや威嚇と対決してきた」と話した。
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