最新記事
ネットで話題

「悪夢の燃料」ネット民が絶叫した庭の異物...専門家も「グロすぎて何度も見た」

Horror at What's Found Moving Around in Yard: 'That Thing Is Huge'

2025年5月8日(木)18時00分
スー・キム

キャシル氏によれば、「『ボット』という言葉はウジ虫を意味する。『ワーブル(warble)』とは、皮膚の下にウマバエの幼虫がいることでできるしこりや腫れのこと」という。

ボットフライは北米に広く分布し、小型哺乳類に季節的に多く寄生する。2022年10月の『Journal of Mammalogy』に掲載された研究ではこう述べられている。「哺乳類がボットフライの卵に接触すると、その体温によって卵が孵化し、ごく小さな1令幼虫が口などの湿った体の開口部から侵入する」

幼虫は体内を移動しながら19〜21日かけて成長し、成熟するとワーブルから外に出て、すぐに地中に潜り、そこで蛹になって越冬することもあるという。

では、もしボットフライの幼虫を見つけたらどうすればいいのか? キャシル氏は「潰す、冷凍する、殺虫剤を使うなど、あらゆる手段で殺すべき」と助言する。

さらに「ペットがいる場合は、幼虫が出た痕跡がないか確認して、もしあれば抗生物質を塗るといい」とも述べた。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米労働生産性、第1四半期速報値は0.8%低下 約3

ワールド

新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、初の米国出身 「レ

ビジネス

米新規失業保険申請1.3万件減の22.8万件、予想

ワールド

トランプ氏、米中高官の貿易協議を楽観視 対中関税「
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 2
    ついに発見! シルクロードを結んだ「天空の都市」..最新技術で分かった「驚くべき姿」とは?
  • 3
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つの指針」とは?
  • 4
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 5
    骨は本物かニセモノか?...探検家コロンブスの「遺骨…
  • 6
    中高年になったら2種類の趣味を持っておこう...経営…
  • 7
    あのアメリカで「車を持たない」選択がトレンドに …
  • 8
    日本の「治安神話」崩壊...犯罪増加と「生き甲斐」ブ…
  • 9
    韓国が「よく分からない国」になった理由...ダイナミ…
  • 10
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 1
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 2
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つの指針」とは?
  • 3
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得る? JAXA宇宙研・藤本正樹所長にとことん聞いてみた
  • 4
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 5
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 6
    古代の遺跡で「動物と一緒に埋葬」された人骨を発見.…
  • 7
    シャーロット王女とスペイン・レオノール王女は「どち…
  • 8
    日々、「幸せを実感する」生活は、実はこんなに簡単…
  • 9
    インドとパキスタンの戦力比と核使用の危険度
  • 10
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に…
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 5
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 6
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 10
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中