最新記事
衝撃映像

「ショックすぎる...」赤ちゃんが「おじいちゃんの遺灰」を食べちゃった!「まさかの惨劇」映像に「もう笑うしかない」

Mom's 'Shock and Disbelief' As Toddler Eats Grandpa's Ashes

2025年4月16日(水)16時38分
ジャック・ベレスフォード

エメニーさんが不安に駆られたのも無理はない。ただ、人の灰の消費は勧められないものの、大きな健康リスクを伴うわけでもない。

アリゾナ州立大学バイオデザイン研究所の微生物学者、ロルフ・ホールデン環境衛生工学センター所長はLiveScienceの2018年のインタビューの中で、適切に火葬された人の遺灰に毒性はなく、疾病を媒介することもないと述べていた。

「火葬で人体は無機化され、できた灰は炭素が豊富でたいした健康不安はない」「適切に火葬すれば遺体の感染性は全て除去されるので、遺灰を持ち帰って居住空間に置くこともできる」

ホールデン所長はそう語り、「考慮すべき懸念が1つあるとすれば、特に歯の詰め物に使われるような重金属かもしれない」と言い添えた。

エメニーさんの父親は2021年に亡くなった。あとになって父親のことを考え、父ならどう反応しただろうと思ったエメニーさんは、動画をSNSで共有することにした。「まだショック状態にあったけれど、動画を撮影したことを思い出した」とエメニーさん。

「そこで考えた。シェアして笑いのネタにしてしまったら? 父だったら絶対笑い飛ばしていたはず」

果たして動画は注目を集めて再生数は2630万回を超えた。エメニーさんの手元の遺灰がなくなっても、父親の遺灰は女きょうだいが持つもう1つの骨壺に残っている。そこで最終的に、予想外の衝撃的な出来事ではあったものの、エメニーさんは楽しい面に目を向けることにした。

「父は絶対、このことで私に笑ってほしいと思うだろうから」

(翻訳:鈴木聖子)

ニューズウィーク日本版 コメ高騰の真犯人
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年6月24日号(6月17日発売)は「コメ高騰の真犯人」特集。なぜコメの価格は突然上がり、これからどうなるのか? コメ高騰の原因と「犯人」を探る

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

バーゼル銀行監督委、銀行の気候変動リスク開示義務付

ワールド

訂正-韓国大統領、日米首脳らと会談へ G7サミット

ワールド

トランプ氏、不法滞在者の送還拡大に言及 「全リソー

ビジネス

焦点:日鉄、巨額投資早期に回収か トランプ米政権の
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:非婚化する世界
特集:非婚化する世界
2025年6月17日号(6/10発売)

非婚化・少子化の波がアメリカもヨーロッパも襲う。世界の経済や社会福祉、医療はどうなる?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「タンパク質」より「食物繊維」がなぜ重要なのか?...「がん」「栄養」との関係性を管理栄養士が語る
  • 2
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高にかっこいい」とネット絶賛 どんなヘアスタイルに?
  • 3
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波でパニック...中国の輸出規制が直撃する「グローバル自動車産業」
  • 4
    サイコパスの顔ほど「魅力的に見える」?...騙されず…
  • 5
    林原めぐみのブログが「排外主義」と言われてしまう…
  • 6
    メーガン妃とキャサリン妃は「2人で泣き崩れていた」…
  • 7
    若者に大不評の「あの絵文字」...30代以上にはお馴染…
  • 8
    さらばグレタよ...ガザ支援船の活動家、ガザに辿り着…
  • 9
    ハルキウに「ドローン」「ミサイル」「爆弾」の一斉…
  • 10
    構想40年「コッポラの暴走」と話題沸騰...映画『メガ…
  • 1
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の瞬間...「信じられない行動」にネット驚愕
  • 2
    大阪万博は特に外国人の評判が最悪...「デジタル化未満」の残念ジャパンの見本市だ
  • 3
    「セレブのショーはもう終わり」...環境活動家グレタらが乗ったガザ支援船をイスラエルが拿捕
  • 4
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波で…
  • 5
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高に…
  • 6
    ファスティングをすると、なぜ空腹を感じなくなるの…
  • 7
    今こそ「古典的な」ディズニープリンセスに戻るべき…
  • 8
    アメリカは革命前夜の臨界状態、余剰になった高学歴…
  • 9
    右肩の痛みが告げた「ステージ4」からの生還...「生…
  • 10
    脳も体も若返る! 医師が教える「老後を元気に生きる…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 3
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 6
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 7
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 8
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 9
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 10
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中