「アメリカは抜けない...」諦めムードに沈む中国だが「ナンバー2」の方が「お得」かもしれない?

BABY BLUES

2025年2月5日(水)15時52分
ジョン・フェン(東アジア政治担当)、マイカ・マッカートニー(アジア安全保障担当)

中国経済の先行きに暗い影を落としている要素としては、中国への直接投資が近年大幅に減少していることも挙げられる。外国からの直接投資の減少は、経済成長と企業の事業拡大、雇用創出の足を引っ張る。

中国商務省によれば、昨年1~11月に外国から中国に流入した直接投資はおよそ1000億ドル。前年同期比で28%の減少だ。


もっとも、巨大な市場を擁する中国は、依然として魅力的な投資先であり続けている。それに、中国への直接投資が減少していることは事実にしても、近年はそもそも世界全体で対外直接投資が減少傾向にある。国連によると、23年にその規模は10%縮小している。

中国は、地理的にもっと自国に近い場所で手ごわい競争相手の挑戦を受けている。インドが中国を猛追しているのだ。インドは、23年に中国を抜いて世界で最大の人口大国に躍り出た。経済発展著しい途上国の大半がそうであるように、インドでも出生率は低下傾向にあるが、それでもまだ中国の2倍近い。

ナンバー2のほうが得かも

インドの経済規模は2020年代末までに、外国からの旺盛な直接投資を追い風に現在の3倍に拡大すると予測されている。中国を追い越すのはまだ先だが、ブルームバーグ・エコノミクスによると、インド経済の成長率は早ければ28年に、遅くとも37年には中国を上回り、世界1位になる見通しだ。

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