最新記事
新政権

トランプ乱発の大統領令も、実は「強制力を持たない」?...4つのカテゴリーに分けると「真の意図」が明らかに

A FLOOD OF ORDERS

2025年1月30日(木)14時46分
シーリーン・アリ

トランプが就任直後に出した大統領令

トランプが就任直後に出した大統領令のリスト

20日の就任直後からトランプ大統領は次々と覚書や声明を含む大統領令にサイン(下)。移民管理からジェンダーの定義に至るまで、既に50本を超える「驚天動地」の新政策を打ち出した。

連邦政府改革
•政府効率化省の新設
•人員削減計画ができるまで、軍などを除く連邦政府職員の新規雇用凍結
•連邦政府の一部職員に政治任用を増やす「区分F」を導入
•リモートワークの廃止

移民と国境管理
•メキシコ国境に新たに到着した難民申請者の入国停止
•アメリカ生まれの不法移民の子供に対する市民権付与の廃止(出生地主義の廃止)
•メキシコとの国境に国家非常事態を宣言
•麻薬カルテルを「外国テロ組織」に指定

ジェンダーとDEI
•連邦政府のDEI(多様性・公平性・包摂性)プログラムの終了
•性別は男性と女性の2つだけ
•連邦刑務所におけるトランスジェンダー受刑者の保護撤廃

関税と貿易
•関税を徴収する「外国歳入庁」創設の可能性を調査

エネルギーと環境
•パリ協定からの離脱
•国家エネルギー非常事態を宣言
•バイデン政権の沿岸海洋掘削禁止の撤回
•アラスカの石油とガス掘削の解除
•LNG(液化天然ガス)の新規輸出許可の審査再開
•領海内の洋上風力発電所のリース停止

TikTokの禁止
•サイトのサービス停止を75日間猶予

その他
•WHO(世界保健機関)からの脱退
•北米最高峰のアラスカ州・デナリを旧称のマッキンリーに改名
•メキシコ湾をアメリカ湾に改名
・連邦議会議事堂襲撃事件で1500人恩赦

ニューズウィーク日本版 教養としてのミュージカル入門
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年3月17号(3月10日発売)は「教養としてのミュージカル入門」特集。社会と時代を鮮烈に描き出すポリティカルな作品の魅力[PLUS]山崎育三郎ロングインタビュー

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら



あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

〔兜町ウオッチャー〕日本株「底打ち」サイン、一部デ

ビジネス

ライブ・ネーション、独占禁止訴訟で和解報道 チケッ

ワールド

ヒズボラ、レバノン東部でイスラエル空挺作戦に応戦と

ビジネス

株安で押し目狙い、アジアの個人投資家 エネルギーシ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ダイヤモンドのような「ふくらはぎ」を鍛える最短ルートとは?...スクワットの真実
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗雲...専門家「イランの反撃はこれから」「報道と実態にズレ」
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 6
    「溶けた金属のよう...」 ヨセミテ国立公園で「激レ…
  • 7
    大江千里が語るコロナ後のニューヨーク、生と死がリ…
  • 8
    なぜ脳は、日本的「美」に反応する? 欧米の美とは異…
  • 9
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 10
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 1
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 2
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズった理由
  • 3
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで続くのか
  • 4
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 5
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 6
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 7
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 8
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 9
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 10
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中