モルドバのレチャン首相は3日、分離独立派の沿ドニエストル地方でロシアからのガス供給が遮断されていることを受け、安全保障上の危機に直面していると述べた。

ウクライナ経由の中欧・東欧へのロシア産ガス供給は元旦に停止された。

レチャン首相は、沿ドニエストル地方以外は国内発電と海外からの調達でエネルギー需要をカバーできると指摘する一方で、「ロシアはモルドバを不安定化させるために30年間支援してきた保護地域(沿ドニエストル地方)の将来を危うくすることで、全ての同盟国にとって避けられない結果、つまり裏切りと孤立を露呈させている」と批判。

今回の事態をモルドバの親ロシア勢力復権と隣国ウクライナに対するモルドバ領土の武器化を目的とした「安全保障上の危機」だと訴えた。

「沿ドニエストル共和国」のテレグラムチャンネルによると、同地方の計画停電は3日夕に開始。すでに温水とセントラルヒーティングが停止したほか、工場も生産停止を余儀なくされているという。



[ロイター]
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