ロシア南部の石油施設を、ウクライナ軍がドローンとミサイルで攻撃...「海のような爆発が」(映像)
Russian air bases, oil terminal in flames after combined Ukraine attack
これまでに分かっていること
ロイター通信の11月の報道によれば、ノボシャフォチンスク製油所とほかの2つの製油所(トゥアプセ製油所とイリイチ製油所)はこの数カ月、生産を停止または削減しており、その結果としてロシアの燃料輸出が減少して企業や国の収入が減っている。
ロシア当局は一連のドローン攻撃について「テロ行為」だと非難しているが、そのロシアはウクライナへのドローンおよびミサイル攻撃を続けており、冬を越すのに不可欠なエネルギーインフラを標的としている。
ロシアのテレグラムチャンネル「アストラ」は複数の目撃者の話を引用し、12月18日の深夜過ぎにノボシャフォチンスク製油所の近くで爆発音が聞こえたと報じた。同チャンネルには、同製油所が炎に包まれている様子を捉えた動画も投稿された。
ロストフ州のユーリー・スリュサリ知事はテレグラムへの投稿の中で、ウクライナ軍による攻撃には30超のドローンやミサイルが使用され、落下してきた破片で1人が負傷したと述べた。
ロシアメディア「マッシュ」のテレグラムチャンネルは、ドローンは同じロストフ州内のバタイスクとタガンログにある飛行場にも向かっていったが「防空システムがこれらのドローンへの対応を行っている」と述べ、次のようにつけ加えた。「これらの地域では防空システムが3時間にわたって作動しており、これまでに少なくとも9つの標的が破壊された」