最新記事
安全保障

「中国を止めろ!」沖縄上空で米軍<核>爆撃機と航空自衛隊戦闘機2機の共同訓練が目撃される

Photo shows US bomber and fighter jets in air force drill

2024年12月19日(木)16時50分
ライアン・チャン
米空軍のB-52H戦略爆撃機と航空自衛隊のF-15戦闘機2機

米空軍のB-52H戦略爆撃機と航空自衛隊のF-15戦闘機2機(12月16日、沖縄上空)Japanese Defense Ministry

<中国と台湾、北朝鮮と韓国、中国の太平洋進出......大きな火種がいくつも集中する第一列島線は、もはや米軍だけでは守れない?>

米軍と日本の自衛隊が12月16日、西大西洋上の空域で共同訓練を実施。米軍の戦略爆撃機も参加した。

本誌はこの件についてロシアと中国の国防省、ならびに北京にある北朝鮮大使館にメールでコメントを求めたが、これまでに返答はない。

今回の共同訓練は、ロシアとその事実上の同盟国である中国が11月末に日本海、東シナ海といわゆる第一列島線の東側の海域の上空に核兵器搭載可能な爆撃機を派遣し、合同パトロールを実施したことを受けて行われた。

ロシアと中国による合同パトロールは2019年以降9回目で、爆撃機のほかに戦闘機や偵察機、空中給油機が動員された。日本と韓国はそれぞれ戦闘機をスクランブルさせてこの合同パトロールに対応した。

16日の日米共同訓練は、日本海および東シナ海から沖縄県南東の西太平洋上の空域で実施された。これらの海域は、日本の南西諸島から台湾、フィリピンを結ぶ「第一列島線」上に位置している。

第一列島線は台湾統一に備える中国が海上に設定した防衛ラインだが、アメリカの防衛構想では中国に対する南北の封鎖線を意味し、同盟国とともにこの地域における中国の軍事力増強を封じ込めることを目指すものでもある。

メンバーシップ無料
ニューズウィーク日本版メンバーシップ登録
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

訪中のメルツ独首相が首脳会談、関係深化で一致 合意

ワールド

トランプ政権、各国のデータ規制に反対 阻止を指示=

ビジネス

英光熱費、4月から値下げ 上限7%引き下げ

ワールド

訂正(24日配信記事)-英、ウクライナへの一連の支
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 3
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 4
    3頭のクマがスキー客を猛追...ゲレンデで撮影された…
  • 5
    最高裁はなぜ「今回は」止めた?...トランプ関税を違…
  • 6
    【クイズ】サメによる襲撃事件が最も多い国はどこ?
  • 7
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
  • 8
    2月末に西の空で起こる珍しい天体現象とは? 「チャ…
  • 9
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 10
    「IKEAも動いた...」ネグレクトされた子猿パンチと「…
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 3
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 4
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
  • 5
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 6
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 7
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 8
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 9
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 10
    ロシアに蔓延する「戦争疲れ」がプーチンの立場を揺…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中