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トランプが決めたことに文句は言えない「文化大革命時代の中国とそっくり」毛沢東との共通項

Trump’s Goal Is Chaos

2024年12月5日(木)10時40分
ハワード・フレンチ(コラムニスト)

「みんなジャンプして頭をかくんだ」ネールス下院議員

ネールスの言い方は乱暴だが、彼にそう言わせた思いは多くの共和党員に共通している。トランプが決めたことに文句は言えない、なにしろトランプは今回の選挙で「国民の強い信任」を受けたのだから。彼らはそう言う。

だが、トランプは必ずしも地滑り的な勝利を収めたわけではない。選挙人の獲得数では民主党のカマラ・ハリスに大差をつけたが、有権者の一般投票に関する限り、トランプの得票率はちょうど50%で、ハリスとの差は1.6ポイントにとどまる。


トランプの政権移行チームが発表する閣僚人事に、共和党議員が口をそろえて賛同しているのも、文化大革命時代の中国とそっくりだ。実際にはどう見ても資格がなく、経験もなく、不適切で、中には犯罪行為への関与が疑われる人物もいるのだが。

いい例が司法長官に指名された(が後に自ら身を引いた)マット・ゲーツだ。彼はトランプへの忠誠心の塊だが、司法関連の経験はほとんどない。性的不品行や知人への便宜供与、自分に対する公的調査の妨害を試みた疑いもある人物だ。

本人はいずれの疑惑も否定しているが、現に下院倫理委員会の調査対象となっている。CNNの報道によれば、同委員会で証言したある女性は、未成年の頃にゲーツと性的関係を持ったと述べている。

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