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東南アジア

【新展開】町長が実は中国人だった?...フィリピンを揺るがす「中国スパイ」疑惑の真相は

The Guo Case

2024年8月27日(火)16時07分
セバスチャン・ストランジオ(ディプロマット誌東南アジア担当エディター)

ただ、「外国人向け」といっても顧客は主に中国本土の中国人で、賭博であることは暗黙の事実だ。たいていのPOGOは、運営するのも中国人で、東南アジアで横行し、殺猪盤(シャーチューバン)と呼ばれる中国のオンライン投資詐欺と密接に関連している。

マルコスは7月の議会演説で、POGOは「金融詐欺、マネーロンダリング、売買春、人身売買、誘拐、拷問、殺人など、ゲームとは程遠い違法な領域に拡大した」と指摘し、廃止する意向を発表した。


一方、グオは、(少なくとも国外逃亡前は)不正を否定し、自分は生まれながらのフィリピン人だと主張していた。

From thediplomat.com

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