インドネシアのジョコ大統領は12日、新首都「ヌサンタラ」で初の閣議を開いた。10月の退任を前に、自身の看板プロジェクトである新首都建設(総工費320億ドル)が順調に進んでいることを投資家にアピールする狙いがある。
同プロジェクトは建設の遅れや外国投資の不足など、複数の問題に直面してきた。
ジョコ氏は新首都がインドネシアにとって歴史的な新しい章になると閣僚らに語った。
「新首都ヌサンタラは、われわれが未来を切り開くキャンバスだ。全ての国がゼロから新しい首都を建設する機会や能力を持っているわけではない」と述べた。
ヌサンタラは現在の首都ジャカルタから約1200キロ離れたボルネオ島の森林地帯に建設されている。
12日の閣議は10月に次期大統領に就任するプラボウォ国防相を含む閣僚34人のほぼ全員が出席。ヌサンタラの開発や次期政権への移行について協議した。
プラボウォ氏は閣議前に記者団に「少なくとも私はこのプロジェクトを継続し、可能であれば完成させる」と述べた。
[ロイター]

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