反戦を掲げて今年3月のロシア大統領選挙への立候補を目指しているボリス・ナジェージュジン氏は31日、立候補に必要な10万人以上の署名を集め、中央選挙管理委員会に提出したと表明した。

提出した署名は10万5000件。

大統領選では現職のプーチン大統領の再選が広く予想されているが、ナジェージュジン氏はロシアのウクライナ侵攻を痛烈に批判、侵攻を終わらせると主張している。

国内では、同氏が歯に衣を着せない発言で一線を越え、立候補を禁じられるとの見方が出ている。

選挙管理委員会は今後、署名に不備がないかチェックし、来月には正式な候補者を公表する。同委員会は過去に一部の候補が集めた署名に不備があったとして、立候補を禁止した。

ナジェージュジン氏はメッセージアプリ「テレグラム」で、集めた署名について「私の誇りだ」と支持者に謝意を表明。「何千人もの人々が何日も寝ずに取り組んでくれた。寒空の中、行列を作って署名してくれた結果が、この箱の中にある」とし、選挙管理委員会や当局が見て見ぬふりをすることは難しいだろうと述べた。

[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2024トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
世界を知るニュースを、毎日のメールに。ニューズウィーク日本版ニュースレターが進化
世界を知るニュースを、毎日のメールに。ニューズウィーク日本版ニュースレターが進化
ニューズウィーク日本版 戦後版・失敗の本質
2026年7月14日号(7月7日発売)は「戦後版・失敗の本質」特集。

平和と繁栄を謳歌した戦後も「敗戦」だった――7つの国家危機から読み解く衰退の原因

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます