対馬から「盗まれた仏像」、所有権はどこへ? 韓国大法院の最終判断とは
高麗時代の螺鈿箱と文化財返還問題
対馬観音寺の仏像は返還が決まったが、今年9月、日本から韓国に返還された遺物がある。高麗時代の「螺鈿箱」だ。
蓋と本体、中箱で構成された横33センチ、縦18.5センチ、高さ19.4センチの螺鈿箱で、高麗螺鈿漆器の代表的な紋様である菊唐草文や牡丹唐草文など4万5000もの螺鈿で覆われている。
崔応天(チェ・ウンチョン)文化財庁長が記者懇談会で「高麗螺鈿漆器の全盛期である13世紀の典型的な技法が総動員された作品」と説明し、「目を疑うほど完璧な状態で残っていた」と興奮気味に話したという。

文化財の検証と今後の課題
螺鈿箱は100年以上受け継いできた個人所蔵家が2020年、古美術商に売却して存在が明らかになり、その情報を得た韓国国外の文化財財団職員と専門家が昨年、現物を見るため来日した。
世界中で存在が確認されている高麗時代の螺鈿漆器は20点ほどで、10年前まで韓国には1点しかなく、2014年に韓国国立博物館会が京都の骨董商から「高麗螺鈿経函」を購入し、2019年に韓国文化財財団が日本の個人所有者から「螺鈿菊花唐草文盒」を買い取って3点となった。
文化財財団は存在が知られていなかった高麗漆器の螺鈿箱に半信半疑だったが、2時間以上に亘って現物を見た専門家らは本物なら買い取らなければならないと口を揃えたという。
日本の博物館や文化財研究所で検証しようにも所有者が秘密裏に進めることを望んだことから韓国内で検証するしかなく、交渉を重ねて今年5月、貸与契約を締結した。財団は数回、所有者を訪ねて説得したという。検証の結果、貴重な遺物であることを確認した財団が買い取り、韓国内の高麗螺鈿は4つとなった。
検証のためとはいえ貸与した遺物が戻ってこない危惧がある。対馬から盗まれた仏像の返還を命じた高裁が、略奪文化財は取り戻すべきだが、現行法上、返還せざると得ないと述べるなど、韓国当局の対馬の仏像への対応が貸与契約に一役買った可能性は否めない。
高麗時代の仏像を日本に返還する韓国は、希少な高麗時代の螺鈿箱を回収した。浮石寺は不服だろうが、文化財庁と螺鈿箱を保存する博物館は喜びを隠せないようだ。
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